布ナプキンはオーガニックコットンがいいの? オーガニックコットンについて。
布ナプキンにはオーガニックコットンが使われているものが多いです。
デリケートな部分に使うものだし
せっかく使い捨てのケミカルなナプキンを辞めようとしてるので
素材にもこだわった方がいいのかな?なんて思ってしまいます。
オーガニックと聞くと、なんとなく身体にいいのかな?なんてざっくりとしたイメージしか分からないのでなぜオーガニックコットンがいいのか?をまとめてみました(´∀`*)
オーガニックコットンとは
オーガニックコットンとは、簡単にいうと2~3年以上、化学薬品や農薬を使っていない農地に種をまいて育てた綿花のことです。
環境や人体への安全面だけでなく、オーガニックコットンを栽培し育てている農家の人や児童労働など社会的な安心や安全も考えて製造されているのです。
オーガニックコットンを使うメリット
オーガニックコットンは塩素系漂白剤や化学薬品はできるだけ使わずに綿から布を作ります。
天然ワックスやでんぷんなど自然なものを使い
人体に影響のありそうな発がん性物質やアレルギーの元となる薬品は全て使うことを禁止されています。
そして使われる染料にも厳しい基準があるのです。
化学物質に敏感に反応してしまうアレルギー体質の人やお肌の弱い人は安心して使えるというメリットがあります。
ナプキンは特に敏感でデリケートな部分に使うものなので素材は安心、安全なものがいいですよね(´∀`*)
そして、あまり生産者のことまで考えたことがなかったのですが・・・(/ω\)
オーガニックコットンを栽培している農家の方々は、公正な価格で綿花を買い取ってもらえ、その買い取りの保証もされているのです。
綿花を栽培している農家の人は貧しいアジアの国の方も多いようです。なので児童労働という子供が学校へ行かずに働くということも起こっているのです。
そういった児童労働を防ぐべく子供たちが学校へ行ける時間を創るなど、フェアトレードにより農家の人の暮らしも安定し向上できるような環境をオーガニックコットンを使うことで私たちも社会貢献できるというシステムなのです。
オーガニックコットンは、人間の体にも、生産者にもやさしいという訳ですね♡
オーガニックコットンの安全性
オーガニックコットンと一般的なコットンについて比較してみました。
一般的なコットン
・種を蒔く前に、化学肥料、防かび剤、殺菌剤を散布。
・雑草には除草剤。
・害虫には殺虫剤。
・綿花の実が弾けると、コットンを収穫しやすくするように落ち葉剤を使用。
以上のように大量の薬剤や化学肥料が使われています。農薬には発がん性の疑いのあるものも含まれていると言われています。
オーガニックコットン
・除草剤で雑草を枯らすのではなく、耕運機で土を掘り起こし雑草を土に埋めます。
殺虫剤の代わりに畑の周りにトウモロコシなどの穀物を植えてテントウムシなどの天敵を増やし害虫を駆除します。
・給水をやめて霜によって自然に葉が落ちるのを待って収穫。
このように、可能な限り自然に栽培されているのがオーガニックコットンです。
種も遺伝子組み換えされていないものを使い、3年以上科学薬品や農薬を使っていない畑で栽培されるので、種を植える前から徹底されてます。
製品になって私たちの手に渡るまで出来るだけ安全に管理されていているのかがわかると、オーガニック製品を使ってみたくなります。
ですがオーガニックコットンは綿の生産量のほんの1%にしか満たないようです。
栽培する手間や労力などを考えると、オーガニックコットンを生産する人が少ないのが現状のようですね。
消費者としてオーガニック製品を選ぶことで生産してくれる人が増えれば、環境にも身体にも優しい循環が産まれるような気がしますね。
できるなら布ナプキンはオーガニックコットンがいいかなと思いました。
オーガニックにこだわるかは好みなので、自分のライフスタイルに合った布ナプキンを選ぶのがいいですね。
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